考える葦

考えていないようで、考えていて 考えているようで、考えていない 私。

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○○さんへ

彼女が帰ってくる前の前の日、「最後に」一緒に寝た。

あたしよりもちっちゃいくせに、あたしの頭をギュッて抱きたがる。それで頭をポンポンってする。
あたしがそれが好きってやっと分かったみたい。
寂しがり屋で甘えん坊で単純で。そんなあの人がかわいくてしかたなかった。


この腕の温もりも、優しい声も今日で終わりね、なんて感傷に意外にも浸らなかった。


朝普通にバイバイした。さよならもありがとうも言わずに。
それからメールも電話も来なくなった。


今思えば、あたしとあの人はこうなるのが精一杯だっただろう。
あたしは学生で人一倍自由でいたいし、男の人とも一人前に戦いたいと思ってる。
あの人はあたしを女の子として守ってくれようとした。
そのせいで断った飲み会いくつあったかな(笑)

愛人と友人を秤にかけるのもナンセンスだけど、やっぱりあたしとあの人の価値観はちょっとズレてた。


でもね、あたしって都合のいい人間。今思うと、楽しかったことしか思い出せないの。
たくさんかわいがってくれてありがとう。それを思い出すと、泣けてくる。
あの腕や声、また思い出したら泣いてしまうかな。


秋からまた職場が近くなるので、きっと会う日がくるでしょう。
それでもあの人とあたしは変わらない。あの日の朝、そう確信した。


素敵な時間をありがとう。

またおいしいものでも、食べに連れていってください。
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